私たちが考える
「個」の育て方
METAトレーニングメソッドはスペイン・バルセロナのINEFC/バルセロナ大学で習得したコンセプト=原理原則に基づき、日本の文化・国民性・ストロングポイントを融合した唯一無二の独自メソッドで「個」を育てる取り組みをしています。
私たちが求める「個」とは
「選手」と「人間力」求める5つの価値
PLAYER SKILL
選手として求める5大価値
PLAYER SKILL
◉ゴール
攻守においてフットボールの本質を忘れない。ゴールを目指し、ゴールを守ることが常に最大の目的として持てる選手
◉知性
フットボールはカオスであり、2度と同じシーンは起こらない。しかし似ている現象は生まれます。各状況で解決できる=知性を持てる選手を求めます。
◉駆け引き
相手がいるというスポーツであり、常に駆け引き=騙せる選手は私たちにとって選手の「個」の部分で重要な価値です。
◉突破/奪う
一番上にある「ゴール」に繋がるために小学生年代で習得したい2大項目として攻撃面では突破(ドリブル、パス、サポート)、守備面ではボールを奪える選手を求めています。
◉創造性
プレーする上で一番楽しいのは自分で考えること。クリエイティブな選手を目指すために原則が理解している上で描き出せる自分のアイデアがピッチ上で出せる選手
PERSONAL SKILL
人間として求める5大価値
PERSONAL SKILL
◉情熱
サッカーが大好き!好きなことに対しての「情熱」を持ち続ける姿勢は自分自身を成長させる一番のガソリンになると感じます。情熱がある人間こそが行動を変えれる
◉主体性
サッカーのピッチ内はもちろん、ピッチ外の生活面でも保護者、コーチから「やらされている」「言われてことだけやる」人間・選手は成長しません。自ら小学生年代から少しづつ自立して動ける、行動できるパーソナリティを大切にします。
◉尊敬
一人では生きていけない、サッカーは一人でできません。支えてくれているご両親やコーチ、仲間、相手、審判、道具などリスペクトを持てる人間
◉個性
誰ひとり同じ人間はこの世の中に存在しません。ひとりひとり違う「色=個性」があり、特徴・良さがあります。ひとりの選手の「個性」こそが宝物であり武器になります。各個人の個性を消さずにとことん突き抜けるよう大切にします。
◉野心
チャレンジできる人間であり、ミスを恐れない選手でありたい。常に上を目指す、夢を勝ち取るために努力し続ける「野心」を持ったマインドを持たせます
「個」を育てる評価バロメーター
個人技術/個人戦術コンセプト
METAサッカースクールで「個」を育てるためのコンセプト
▼ゾーンとシチュエーション
基本的なシチュエーションの理解と各ゾーンでの状況でのトレーニングを行います。
個人技術
オン・ザ・ボール
攻撃
◉ドリブル(突破/ワンツー・運ぶ)
ドリブルでは大きく分けて2つ「突破のドリブル」・「運ぶドリブル」を小学生年代で徹底的に重点を置いてトレーニングをします。「突破」では個人、複数=ワンツー、「運ぶ」では方向転換や引きつけるなど2vs1状況時の精度を育てます。
◉コントロール
次のプレーに繋がる意図のあるコントロールを習得させる(突破、選択肢のある置き所、逃げる、奪われないコントロール)ターン、方向転換も細かく指導指導します。
◉プロテクト
相手と対自・コンタクトしたときのボールの守り方、相手に触れないコントロールを体の使い方から丁寧に指導します。
◉パスの球種
インサイドからアウトサイド、インステップなどボールの回転から浮き玉まで小学生年代のうちに多くのキックの球種を持てる技術を鍛えます。
◉シュート
最後のゴールを取るための最大のテクニックであるシュートテクニックは様々な状態=エリア、角度、態勢で打てる技術を育てます。
守備
◉1vs1-1vs2守備
守備ではオンとなる1vs1守備の部分でゴールから遠ざける中でボールを奪うまでのトレーニングを行います。数的同数〜数的不利の状況で奪える選手を目指す。
◉デュエル(こぼれ球)奪取
プレーエリアの中でボールがこぼれた状況での奪うまでの質・強度を求めます。世界で戦う上で局面でのボールを自分のものにするスキルは必須です。
個人戦術
オフ・ザ・ボール
攻撃
◉サポート
以下の原則に加えて常にボール保持者と自分、3人目まで繋がれるようにする。
- 緊急時のサポート=ボール保持者を助ける
- 前進のサポート=離れて相手ラインを突破する
- ボール保持者にスペースを与える
- 継続のサポート=意図的に近づきながら相手を引き出す、プレーに流れを与える
- フィニッシュのサポート=最終ラインを突破するための動き出し
◉デスマルケ
マークをされた際に相手に対して「幅」と「深さ」をとり自分がフリーになる、前方にいるパスコースを作り出すことができる状態を作る。
守備
◉マーク
ボールを持っていない選手に対するオフザボールのマークとしてはゴールと結んだ状態で相手を見れる立ち位置からオンの守備の優先順位(インターセプト〜前をむかさない)を育てます。
◉カバーリング
チャレンジした選手に対しての2人目のコンセプトとしてスペースへのカバーリング。自分のマークがある状態でも味方のカバーをできるポジショニング。
コーチングコンセプト
本気の「楽しさ」を感じさせる
本気の「楽しさ」を
感じさせる
「心」の中を覗く
大切にする
見逃さない
この年代は一瞬で変化し成長します。私たちはそんな選手としても人間としてもゴールデンエイジの最も大切なポイントを見ています。
人間力をつけさせる
トレーニングを構築するためにMETAの指導者が考えること
効率的で効果的なコレクティブ(チーム)なプレーの作成
相互作用を構築することでプレーの自由を獲得させ、新たな相互作用を生み出す(Pol, R.)
ゲームシチュエーションの定義
スペースの範囲
主に小学生年代で「オレンジ色」「黄色」をベースに個人を育成する。
オレンジ色のゾーン
基本的なシチュエーション
1vs1,1vs2,2vs1
個人戦術のシチュエーション 。個人技術と同時に戦術的意図を考えさせる。
黄色のゾーン
グループの関係性「セクター」
1ラインにおけるシチュエーションでの練習を行う時はセクトリアールのシチュエーションという。5人以下の関係。
年代別で学ぶべきゲームシチュエーションの割合
ゲームシチュエーションを考慮した戦術的ピリオダーゼーション例
異なる練習内容のパーセンテージ
練習内容のタイプ | 6-7歳 | 8-9歳 | 10-11歳 | 12-13歳 |
個人 | 90% | 80% | 70% | 50% |
グループ | 10% | 20% | 30% | 50% |
“個人”の練習内容
サッカーにおけるテクニックー戦術の状況判断を伴ったもの
“グループ”の練習内容
ある目的に向かって複数の選手の関係性を向上させるための、テクニックー戦術の状況判断を伴ったもの