ニュース

スペイン遠征2025報告 【FUTBOL IN】

META 選抜メンバー(U9/U10/U12)で3月末から活動を始めたスペイン遠征(2025年5月12日(月)~2025年5月20日(火))での活動を報告いたします!

【空港/飛行機内での様子】

初めて飛行機に乗る選手もいる中で、約20時間のフライトを頑張って乗っていました!
飛行機内では、興奮して中々寝れない選手や外国人のお客様も多く頑張って外国語を話す選手もいて、日本だけでは経験できない移動の大変さを経験しました!

【ホテルでの様子】

Alannia Salouに宿泊しました!
ビュッフェ形式の美味しいご飯が沢山あり、選手達は栄養価を考えながら食事を摂っていました!同時に栄養面の大切さも選手たちに指導しています。
また、ホテルにはプールも付いており、リカバリーの意味を含めて楽しみながら泳いでいました!
部屋では各カテゴリーの選手が集まってMTGをする等をし、有意義な時間を過ごす事が出来ました。
U12の選手達はU9までの後輩達をリーダーシップを取りながらまとめ、行動する事が出来ていました。

【観光の様子】

観光では、ショッピングやサロウの海辺を観光して楽しみました!
事前に学んだスペイン語でショッピングを楽しんだり、景色の良い観光スポットで楽しんだりなど各々楽しみました。
バルセロナ博物館にも行き現地のサッカー文化に触れ、日本とは違うサッカーの熱狂度に選手達は大興奮していました!
バルセロナvsエスパニョールにも観戦に行き、バルセロナ優勝の瞬間を観る事が出来ました!
バルセロナのボールを保持して前進するスタイルとエスパニョールのミドルブロックからカウンターでの得点を狙うスタイル、両極端のスタイルの試合は観ていて非常に面白いものがありました。
あのラミンヤマル選手のスーパーゴールも観る事が出来ました!

【U9カテゴリーの様子】

U9カテゴリーは、ゲームテーマ「支配して勝利する」を目標にサッカーの4局面+マインドセットの部分でテーマを決めて戦いました。
特に質的な優位性で負ける相手に対して、数/位置の優位性で勝つ事を徹底しました。
攻撃時は味方を追い越す動き/守備時ではカバーリングの連続を選手達は特に頑張りました。
【闘う】マインドセットは非常に優れていました。
METAでTRしていて世界に通用する点としてオンザボールの駆け引きの部分が挙げられます。
ドリブルでは突破/プロテクト/運ぶ、パスでは引き付ける/突破(スルーパスor足元)/守るなど様々な意図があります。
その様々な意図を状況に応じて使い分けながら戦う事が出来ていました。
また、準備の大切さを知る事が出来ました。
アップや移動の段階から良い準備(マインドセット)をし、試合に臨むことが出来ました。
今後は、オフザボールの動きを攻守共に強化していきます。
3年生になり、コートサイズや人数も多くなった今だからこそ試合中に多くの情報を取り入れ、立ち位置を常に変えていく事が重要となってきています。
本遠征を通して、サッカーに対する【執着心】を変えていく事がより必要になる事が選手達は痛感したと思います。
実際に通常スクールに戻ってきた後のスペイン遠征メンバーのプレースピードは比べ物にならないレベルで速くなっていました。
この環境を常に目指していけるようこれからも活動していきます!

【強化試合】※敬称略
~日本(事前活動)~
vs鹿島アカデミー
vsFC PORTA
vsACカラクテル
~スペイン~
vs CAMBRILS
vs REUS
【FUTBOL IN 本選】
×0-6 vsAE PLAT
○3-0 vsUE CALDES MALAVELLA
×1-2 vsJuventus
×1-2 vsPrimer Toque CF

シルバートーナメント
×0-1 vs Santo Domingo Juventud


【帰国後強化試合】
vsレジスタ(予定)

【U10カテゴリーの様子】

U10カテゴリーは、より個人での局面での勝利にフォーカスして闘いました。
この遠征期間で攻守共に1vs1の場面で個人ではがす/守るの部分が非常に成長しました。
トランジション(攻⇒守,守⇒攻)の場面では特に個人での対人能力が重要になっていきます。
相手との距離や位置関係、カバーの有無、フィジカル的な差や利き足など様々な事を意識して選手達はプレーをしてくれました。
また、チームではサイドに誘導してボールを奪う事/数的優位を活かしつつ中央を意識しながら前進する事を取り組みました。
攻撃では、GKも含めてビルドアップをし数的優位を作りながらも相手が食いついてきたら優先順位の高いFWにパスを通してプレーする事を体現してくれました。
守備では、全員の立ち位置で中央のスペースを消しながらサイドに誘導する事でゴールから遠い場所でボールを奪う事が出来ていました。
また、ピッチ外の部分も特に注力を当てて取り組みました。
自身のレベルアップに繋がる行動/サッカーに集中できる環境設定/周りを観て行動する事の3点を中心に意識しながら活動しました。
特にU10カテゴリーは「自発的」に行動する事が非常に出来ていました。
基本的には選手達だけでMTGを行い、その後担当スタッフよりコーチングする形を取っていました。
強化試合後には、選手達自らが夜に緊急でMTGをして勝利する為によりサッカーの部分を整理したい旨を伝えてきました。
それくらい、サッカーに対して熱量を持ち活動をしていました。
トップレベルのサッカーを経験し、選手達の日常の基準が上がっていく事でより成長できると考えております。
METAでが引き続き、サッカーの部分だけでなく人間性などのマインドセットの部分にも注力して取り組んでいきます。

【強化試合】※敬称略
~日本(事前活動)~
vs鹿島アカデミー
vsFC PORTA
vsACカラクテル
~スペイン~
vs REUS
vs TARRAGONA


【FUTBOL IN 本選】
○3-1 vs Mislata UF
×0-2 vs EF Ripolle’s
×0-6 vs FC BARCELONA
◬1-1 vs AE ALCOLETGE


ゴールドトーナメント
×1-3 vs Sporting Xirivella

【帰国後強化試合】
vsレジスタ(予定)


【U12カテゴリーの様子

U12カテゴリーは、より複雑なグループ戦術に取り組み闘いました。
特に攻撃時には、2-3-1のポジションからボランチがDFラインまで落ち、空いた中央のスペースに再度ハーフが入ってきて前進する方法を取りました。
選手達は、常に様々な情報を取り入れながら立ち位置を変える事でより優位性のある場所から前進する事が出来ました。
しかし、よりレベルアップをしていかなければ世界基準の相手には勝利する事が難しいです。
1stラインを超えた後のアクションはどうか、カバーリングまで観て突破orチェンジサイドの判断が出来ているかどうかを考える事が必要です。
守備時では、アプローチのタイミングが重要になっていきます。
自身のマーカーが自由にボールを動かせる=複数の選択肢があります。
複数の選択肢がある相手に対してゴールを守り、ボールを奪うのは難しい部分があります。
次のプレーを予測する事でアプローチやカバーリングのタイミングを早くし、より相手の自由を奪う事が大切になっていきます。
また、よりピッチ外の部分をこだわっていかなければならない事に選手は気づいたと思います。
食事/睡眠/ピット外での行動の全てがサッカーに繋がっています。
今一度自分達の【習慣】を見直す事を求めました。
遅かれ速かれ成長は全員します。
その伸び幅やタイミングを決めるのは選手自身です。
今後トップレベルを目指せるマインドセットを自分達で習得する事から取り組み、より選手達が望んだ姿に成長していけるようにサポートしていきます。


【強化試合】※敬称略
~日本(事前活動)~
vs牛堀SSS
vs鹿島アカデミー
vsFC PORTA
vsACカラクテル
~スペイン~
vs CAMBRILS
vs FC CHERTANOVO
vs FC BUSSY


【FUTBOL IN 本選】
×0-1 vs FC RACING BLANENC
×0-2 vs EF LAPASTORETA
×0-2 vs FC BUSSY
×0-10 vs FC BARCELONA

シルバートーナメント
×1-1(PK4-5) vs PRIMER TOQUE CF

【帰国後強化試合】
vsレジスタ(予定)

【最後に】


METAでは、「集団を機能」させる為のスペシャリスト「個人でも輝ける」選手を育成できるよう活動しております。


本遠征を通して、METAスクール生は世界基準を学んできました。
この基準は、日本で活動していたら経験できないものばかりでした。自分自身で親元を離れて、自分で支度をして自分でピッチに立って闘うことすら初めての選手がいる中で肌で実感できたことが1番の収穫です。


ピッチ内では、技術/戦術/フィジカル/マインドのどれを取っても日本にいる基準では世界で活躍できるフットボールプレーヤーになれない事を実感しました。いつものボールの置き所が通用しない、いつもの判断スピードでは潰されるなど細かい部分で気づきがあったと思います。
ピッチ外では、よりサッカーに対するマインドセットを変えなければ勝負の世界で生き残っていけない事を知りました。


同時にポジティブな部分ではMETAの通常スクールでの活動でトレーニングをしてきた内容が世界に通用する事も知りました。
全てのプレーにおいて”狙い(意図)”を持つ事でどんな相手でも自身達が優位にサッカーを可能とすることは3年生から世界では普通にやっていることを目にしてさらに成長の余白もMETAスクール生にはあると感じております。


また、私たちMETAサッカースクールではスペイン遠征にただ行くことで帰るだけではなく、事前の日本での強化試合/個人&チームへの分析/事後の日本での強化試合を通して、【選手の日常や価値観】の基準がよりサッカーに対して強くなり、今後の成長につながるよう選手を1番に考えサポートしていきます。

今後はMETAの1年間の「勝負」の大会としてバルサに勝つことを目標に取り組んでいきます。



今回のスペイン遠征にあたり、サポートして下さりましたコーディネーター様/スタッフ/保護者様/選手全ての関わる皆様に感謝を申し上げます。

本遠征が全てのMETAスクール生の成長に還元し、毎日が成長出来る日々になるようサポートして参ります。
今後とも変わらぬご支援ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

~昨日の自分を超えろ~

スペイン遠征ロングハイライトはこちら:

https://youtu.be/GwcUMUiwHyQ?si=VYAlCuJvz225BjhH